『ブラックペッパー』の精油


【ブラックペッパーの精油】

こんにちは。平賀万里子です

秋になって、芋、栗、かぼちゃ、大好きなものの美味しい季節がやってきました!

 

和食の巨匠であり、
南麻布「分とく山」の総料理長、野崎洋光さんの本に、
「五色」を意識して献立を立てると、彩も栄養バランスも整うと書いてありました。

五色は、赤、青(緑)、黄、白、黒

黒が難しいけど、
今の季節はカボチャ焼いてシンプルに黒胡椒!
美味しいですよね。

これで黄色と黒はOKだ(*^-^*)

 

黒胡椒は、
実は奈良時代には既に日本にあり薬として使われていました。
奈良の正倉院に生薬として納められています。

主な効能は
「消化促進」「血行促進」

これからの季節に役立ちそうな調味料ですね。

 

メジャーではありませんが、
アロマでもブラックペッパーの精油があるんですよ。

香りは黒胡椒そのまま。

これからの寒い季節は、
サロンでも人気が高い精油の一つです。

効能は上記に加え
「解毒作用」「利尿作用」
「抗ウイルス作用」
「体内のガスを排出させる作用」
など、

体の循環が悪くなってしまったとき、体を刺激して毒素を排出し流れを整えます。

感染予防対策にもなりますね。

またメンタル的には
ネガティブな感情に活力を与え気分の落ちこみを助けます。

冬になると、日照時間が短くなって気分が落ち込みやすくなります。
そんな時に、ブラックペッパーのスッキリとした刺激は元気をくれます。
さすが暖かい地域で採れる食材だなと感じます。

 

ここで使い方のポイントを。

胡椒は暖かい地方で採れる食材なので、採り方によっては体をかえって冷やすこともあります。

おススメは、『スポット的に採る』

生姜もそうですが、慢性的に常にとっていると、かえって体を冷やしてしまうこともあります。

『胡椒はスパイス、刺激的に』 と覚えておくと良いかもしれませんね。

 

アロマで使う場合も、
香りを嗅ぐ場合はOKですが、
マッサージオイルとして体に取り入れる場合は、毎日使う事は私はオススメしません。

今日は冷えたな、
今日は沢山歩いたな、
最近なんとなく体がめぐってない気がする

そんな時に、いつものアロマケアにプラスすると良い塩梅です。

特に禁忌ではありませんが、
一週間以上継続して使っても冷えが改善しないようなら、
ブラックペッパーの刺激に頼らず、他の可能性を考えると良いでしょう。

冷えについては悩まれる方も多いと思いますので、
またいずれ詳しくお話しますね。

 

ブラックペッパーにおススメのブレンドは、
オレンジ、ラベンダー、ローズマリーあたり。
香りがスッキリして使いやすいです。

ホホバオイル10mlに

オレンジ2滴、
ブラックペッパー1滴
ローズマリーまたはラベンダー1滴

の割合が私は好きですね。2%濃度です。

冷えを感じる部分に塗るだけでもOKです。
ホホバオイルの代わりにセサミオイルもおススメ。
手先足先がポカポカします。

 

最近、体調不良でダウンされる方も多いので、
サラダやお料理に、少し意識して調味料としてブラックペッパーを使ってみてはいかがでしょうか?
その際はぜひ、ミルでゴリゴリしてフレッシュな香りも一緒に味わってください。

精油を持っていなくても、アロマの香りの効果もプラスされるのでぜひお試しを(*^-^*)

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