湿布でかぶれる方のアロマ


こんにちは。
平賀万里子です。

 

今週に入り、
「プチぎっくり腰やっちゃった」

というご相談が3件ありました。

寒暖の差が激しい季節の変わり目は
体が適応できず、グキっとやってしまうのも無理もないことです。

 

そんな時、
病院では湿布をもらってケアすることになりますが、
湿布にかぶれてしまう方も割と多いのです。

私も湿布でかぶれてしまうので、
代わりに精油でケアします。

今日は湿布の代わりになるアロマケアについてお話しますね。

 

精油には
鎮痛作用と抗炎症作用を持つものがあります。

これらの精油をいくつかブレンドして、
キャリアオイルに混ぜて塗ることで、
傷んだ部分の炎症を鎮め、痛みを軽減していくことができます。

 

私の経験上、湿布を貼って治すよりも、
精油でケアした方が、早く回復することが多いように感じます。

 

精油でケアするという事は、
精油そのものの力を体に取り入れて自然治癒力を高めて傷を回復させるということです。

しかしそれ以上に、

心と体は繋がっているというホリスティックな視点からみると、
もっと大きなことがあなたの中で起こります。

それは…

精油を使ってセルフケアをすると

  • ケガによって落ち込む気持ちや焦りが癒され、穏やかで前向きな「よくなりたい」という気持ちになります。
    回復への前向きな気持ちは自然治癒力を高める大きな要因の一つです。
    ストレスで免疫力が落ちるといわれることの逆ですね。

  • 精油を塗布する時、自分の体に優しく触れることで、自分で自分を労わるセルフヘルプができるようになります。
    心と体がリラックスし、脳が回復モードに入り、体全体が患部を回復するために協力して動き出します。

  • そのプロセスにより、心と体がつながりを取り戻し、意識的にだけでなく、無意識的にも、回復へのプロセスが進みます。

 

いかがでしょうか?

素晴らしい回復への力を、誰もが持っているんですね。

 

理屈はこの辺にして、
湿布の代わりになる精油のご紹介を!

 

代表は

「ウィンターグリーン」という精油です。

香りはまさに湿布の匂い!

サリチル酸メチルという成分が入っていて、
これが筋肉の炎症を鎮める効果があります。

湿布でかぶれる人にとっては、
常備しておくと湿布代わりになる心強い精油です。

ただしこの精油、

高濃度で一週間以上使わないなど、注意が必要です。
この精油が全体の0.5%を超えない濃度でキャリアオイルにブレンドし、塗布します。

体の状態は人それぞれですので、
使用の際は、知識と経験のあるアロマセラピストのアドバイスの下に使ってくださいね。

ウィンターグリーンを原液で塗布することを勧めている会社があるようですが、
決して行わないように。

特にお子様にはご注意ください。

 

そのほか、メジャーな精油の中でおすすめの精油は

  • ラベンダー
  • レモングラス
  • ローズマリー
  • ペパーミント
  • リツェア・クベバ(メイチャン)
  • ローズ
  • ネロリ

等があります。

ブレンドすると相乗効果でなお良いですが、1種類でも構いません。

キャリアオイルに2%を超えない濃度での使用をお勧めします。
(小さじ1杯に精油合計2滴)

 

どの精油でもそうですが、
妊娠中や既往症のある方は使えないものもありますので、
使用の際はご注意くださいね。

 

【私が好きなオススメブレンド】約1.5%濃度

●キャリアオイル:ホホバオイル30ml

●精油:ウィンターグリーン2滴、ラベンダー3滴、ペパーミント2滴、ローズマリー2滴

 

 

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