こんにちは。
本田です。
このたび、精神障害者の社会支援施設よりアロマイベントのご依頼がありました。
依頼主は、施設で職員として勤務している、万里子先生が専門学校で講師をしていた頃の元生徒さん。
イベントの内容は、毎月施設利用者のご家族の方が集まる家族会で、アロマを使ったワークショップを開いてもらいたいというもの。
「家族の方が、香りに癒されて楽しい時間を過ごしてもらいたい」という思いから生まれた企画だそうです。
当日は万里子先生の助手として、私本田も参加させていただきました(^^)
今回は、エバーハルト社のブレンドオイルから好きな香りを選んで、アロエジェルを作りました。
当日は、施設利用者のご家族と職員の方々、13名様のご参加となりました。
最初はアロマの説明から始まり、
参加者の方々は、「アロマの有効成分が鼻から吸って肺に入り、血液中に運ばれ、体全体を巡る」という説明に大変関心をもたれていました。
「一日に嗅いでいい量は?」「一日につけていい量は?」という質問が出て、
アロマが単に香りを楽しむだけのものではなく、成分が体内に入り、体に直接作用するものだと知っていただくきっかけになったのではないかと感じます。
説明の後は、アロエジェルに混ぜるブレンドオイル選びです。
「リラックス」「瞑想」「呼吸を楽に」など、テーマごとにブレンドされた7種のオイルを用意しました。
香りのついた試香紙を嗅ぎ比べ、好きな香りを選びます。
そんな中、「期待するアロマの効能と好きな香りが違って、どっちを選べばよいか迷ってしまう」という声がありました。
万里子先生から、「自分の好きな香りでなければ、十分な効果が表れません」とアドバイスがあり、
そのあとは、皆様しっかりと自分の五感を研ぎ澄ませ、香りでオイルを選んでいらっしゃる様子でした。
確かに、自分が心地よい香りを嗅いでいるだけで、気持ちはリラックス状態になりますよね。
逆に、どんなに効能が自分に合っていても、苦手な香りを無理に嗅いでいると、気持ちが休まるどころか不快な気分になってしまうこともあります。
香りの好みも日々変わるもので、自分がその時「心地よい」と感じる香りの中に、自分の体が欲している成分が含まれているとも言われます。
効果効能の理解も重要ですが、自分の感覚を重視して香りを選ぶことが、アロマの醍醐味ですね。
香りが決まったら、アロエジェルに混ぜるだけ!
オリジナルのアロエジェルの完成です。
ワークの後は、カレーに含まれる香辛料・薬味に使われるミョウガなど、身近な香りの話題で盛り上がり、
私たちの身の回りには香りが溢れていて、意識していない間にも健康に役立っているのだと改めて感じる機会になりました。
ワークショップは終始和やかな雰囲気で、職員の方々とご家族の方々の信頼関係の深さが伝わってきます。
皆様が笑顔で楽しまれている時間を共有させていただき、私自身もとても幸せな気持ちになった一日でした。
ラクシュミーではこのようなワークショップのご依頼も承っています。
ご予算、会の目的などに応じ、アレンジいたします。
ご興味のある方は、是非お気軽にご相談ください。
info@aroma-lakshmi.com
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